幅42cmの電子レンジは、高さと奥行が基準内でも、京都市の小型家電回収には持ち込めません。小型家電として受け入れられるのは、高さ30cm・幅40cm・奥行40cm以内のものだからです。
ところが、その電子レンジを大型ごみとして申し込むと、幅42cmは「50cm未満」の手数料区分に入ります。「小型家電では40cm超過」「大型ごみでは50cm未満」と、同じ42cmが二つの区分にかかります。
幅42cmは、小型家電の基準を2cm超える一方、大型ごみの基準までは8cmあります。大型ごみの電子レンジは、この50cmを境に400円と800円へ分かれます。
小型家電回収では三辺すべてが基準になる

京都市の小型家電回収は、高さ30cm、幅40cm、奥行40cm以内の製品が対象です。三辺すべてが基準内に収まる必要があり、一辺でも超えるものは回収拠点で受け入れられません。
高さと奥行が基準内でも、幅が40cmを超えれば対象外です。一つの寸法だけで決めず、高さ・幅・奥行を別々に基準と照らします。
回収基準に合わせるため、扉や外装を外して小さくする方法は使えません。京都市は、工具などで分解された家電や、元の形が分からないほど壊れた家電を小型家電回収の対象外としています。処分する製品の状態で三辺を見ます。
三辺が基準内なら、家庭から出た小型家電として、京都市の資源物回収拠点などへ持ち込めます。無料なのは拠点へ持ち込む回収であり、自宅まで取りに来る収集ではありません。拠点によって回収できる品目が異なるため、持込み先の情報も確認が必要です。
基準を一辺でも超えると大型ごみになる
では、一辺でも基準を超える電子レンジはどうなるのでしょう。京都市は、指定サイズより大きい家電を大型ごみとして出すよう案内しています。大型ごみは電話またはインターネットで申し込み、品目、数量、サイズなどを伝えると、収集日、手数料、収集場所が案内されます。
インターネット受付の品目一覧に自宅の電子レンジが表示されない場合、似た品目を選んで進めるのではなく、電話申込みへ切り替えます。京都市は、一覧にない大型ごみをインターネットでは申し込めないと案内しています。
ここで、もう一つの寸法基準が出てきます。2026年4月からの京都市の大型ごみ手数料では、電子レンジは幅50cm未満が400円、幅50cm以上が800円です。オーブンレンジも同じく、幅50cm未満と50cm以上で手数料が分かれます。
小型家電回収の可否を見る「30×40×40cm」と、大型ごみの手数料を分ける「幅50cm」は役割が違います。たとえば高さ30cm、幅45cm、奥行35cmの電子レンジは、幅が40cmを超えるため小型家電回収には持ち込めません。一方、大型ごみでは幅50cm未満の区分になります。
無料の持込みと、自宅からの収集は別

大型ごみとして申し込む場合、手数料券を貼った電子レンジは収集日当日の朝8時までに、申込み時に決めた場所へ出します。設置場所からその収集場所まで動かせるかどうかも、処分方法を選ぶ際の判断材料になります。
高い棚から下ろせない、階段を通って収集場所まで運べないなど、室内からの搬出も含めて依頼先を探す場合は、京都の家電・家具回収サービスで対応範囲を確認できます。