ベッドを一台処分するだけのつもりでも、京都市の大型ごみでは「一台分の料金」とは限りません。2026年4月1日からの手数料表では、ベッド枠の各品目に「マットレス別」と記されています。寝ている間は一組だったベッドが、処分するときは枠とマットレスに分かれます。枠はシングル・セミダブル、ダブル、クイーン・キングで区分が変わり、マットレスは大きさだけでなく、スプリングが入っているかどうかでも手数料が異なります。
脚付きマットレスや、マットレスを取り外せないベッドには別の品目もあります。手元のベッドが「枠とマットレス」なのか「一体型」なのかで、料金表の見る場所が変わります。
一台のベッドが二つの品目になる

京都市の2026年4月1日適用の手数料表でベッド枠の品目に「マットレス別」とあるのは、枠の手数料にマットレスが含まれていないということです。枠からマットレスを外せるベッドは、申込みでは枠とマットレスの二品目になります。
たとえば、シングル・セミダブルの枠と、ダブル未満のスプリング入りマットレスを一緒に出すとします。公式表では枠が800円、マットレスが2,000円なので、この組合せの手数料は2,800円です。
マットレスを残して枠だけを処分するなら、申し込むのは枠の品目だけです。両方を手放すときに二品目となるため、「ベッドを何台出すか」だけでは必要な手数料を決められません。枠は大きさによって区分が変わり、パイプベッドやロフトベッドのように形そのものが別品目として載っているものもあります。マットレス側は、大きさとスプリングの有無が料金を分けます。
マットレスを外せないベッドには別の区分がある
ただし、どのベッドも枠とマットレスへ分けて申し込めるわけではありません。京都市の品目表には、ウレタンマット一体型やマットレスを取り外せないベッドが、枠とは別の品目として載っています。この場合、枠の手数料とマットレスの手数料を別々に足すのではなく、一体型のベッドとして一つの品目に当たります。枠からマットレスを外せるかどうかで、料金表の見方そのものが変わります。
脚付きマットレスも独立した品目です。枠の上にマットレスが載っているベッドと、脚がマットレス側に付いているタイプでは、料金表で見る場所が異なります。一体型や脚付きと分かったあとも、スプリングの有無で区分が変わります。取り外せないスプリングなしのベッドは、大きさに加えてマットレスの厚さ15cmも区分の境界です。
受付で品目を決める材料
料金表の細かな分岐は、申込み時に伝える内容にもつながります。京都市の電話申込みでは、住所などとともに、出すごみの品目、数量、サイズ、重さを伝えます。その後に収集日、手数料、受付番号、収集場所が案内されます。
ベッドでは、枠のサイズ、マットレスを取り外せるか、スプリングの有無が品目を分けます。取り外せないスプリングなしのベッドでは、マットレスの厚さ15cmも区分の境界です。商品名だけで決められなければ、こうした構造と寸法を受付へ伝えます。インターネットの品目一覧にない形は、近い項目へ置き換えず、京都市の案内に従って電話で申し込みます。
手数料とは別に、収集場所まで運べるか

品目と手数料が決まったあとに残るのは、寝室から収集場所までの距離です。京都市は申込み時に収集場所を案内し、収集日当日の午前8時までに、手数料券を貼った品物をその場所へ出すよう案内しています。手数料券は400円券の1種類で、受付で示された金額分を購入します。収集時の立会いは必要ありません。
ベッドを部屋へ入れたときと、外へ出すときの条件が同じとは限りません。枠は室内で組み立てられていることがあり、マットレスは幅が扉を通っても、廊下の曲がり角や階段の踊り場で向きを変えられない場合があります。枠を分解できても、マットレスは同じようには小さくなりません。
寝室の入口から収集場所までは、一続きの搬出経路です。廊下、玄関、階段、エレベーターの入口と内部のどこかで通らなければ、手数料まで決まっていても当日の朝に出せません。大きさだけでなく、曲がり角で向きを変える空間があるかも関わります。

室内からの搬出が必要な場合は、京都市の大型ごみ収集とは分けて考えます。京都市は、家庭から出る大型ごみなどの収集運搬を民間事業者へ頼む場合、一般廃棄物収集運搬業の許可が必要だと案内しています。市の許可業者一覧には、室内からの搬出に対応できるかどうかも掲載されています。
ベッド以外の家具も同じ時期に片付ける、階段からマットレスを下ろせないといった場合は、家電・家具の回収処分で室内搬出を含む回収の範囲を比べることになります。京都市の収集を使うか、許可業者の搬出付き回収を使うかは、品目の手数料だけでなく、収集場所まで自力で出せるかによって変わります。