机の引き出しに残ったモバイルバッテリーと、電池が外れない携帯扇風機やワイヤレス機器。どちらも充電式ですが、京都市で回収先を調べるときの見方は同じではありません。
確認する順序は、電池単体か内蔵製品か、本体が30cm×40cm×40cm以内か、膨張や破損がないかの三段階です。近い回収場所だけを先に探すと、持ち込む品の条件と合わないことがあります。
電池単体と「外せない小型家電」を分けて考える

京都市の充電式電池と電池内蔵製品の回収案内では、充電式電池と、電池を取り外せない小型家電について回収対象や排出方法が示されています。モバイルバッテリーは電池側の案内を、充電池が本体に組み込まれた機器は内蔵製品側の案内を見るのが出発点です。
製品の説明書に、利用者が電池を外す手順が明記されている場合は、電池と機器本体を分けて確認します。電池を外した後の本体が、自動的に電池と同じ回収先になるわけではありません。
工具や力を使わないと外れないなら分解しない
ねじを外す、接着されたケースを開く、強くこじるといった作業が必要な製品は、無理に電池を取り出さないでください。内部の電池を傷つけるおそれがあるためです。利用者による取り外しを前提とした構造か分からないときは、「電池内蔵のまま」として回収先へ確認する方が安全です。
30×40×40cmは、内蔵製品の回収区分を見るための寸法

京都市の小型家電回収では、30cm×40cm×40cm以内という大きさの条件があります。これは電池が外れない機器本体を小型家電として出せるか確認するときの基準であり、モバイルバッテリー単体の回収区分と混同しないようにします。
巻尺で製品の外形を測り、三辺が条件内に収まるかを確認してください。ケースや突起部分があると見た目より大きいことがあるため、測定結果をメモしておくと回収先へ問い合わせる際にも伝えやすくなります。
- 電池単体やモバイルバッテリー:充電式電池の回収案内を確認する
- 電池を外せない30cm×40cm×40cm以内の機器:小型家電回収の条件を確認する
- 寸法を超える機器:小型家電の枠に当てはめず、品目別の排出方法を確認する
基準を超えた製品がすべて同じ処分方法になるとは限りません。家電の種類によって別の制度や排出区分があるため、大きさだけで大型ごみと決めず、品目名まで含めて調べます。
膨張や破損があれば、正常品と同じ扱いだと決めつけない

モバイルバッテリーや内蔵電池の状態も、回収先を選ぶ条件です。ケースが膨らんで合わせ目が開いている、平らに置けない、割れや強いへこみがあるといった場合は、正常品向けの回収箱へそのまま入れてよいと判断しないでください。
京都市の回収案内には、膨張・破損したものについての記載があります。該当する案内を読み、持ち込み先や受け渡し方法が分からなければ、品物を持ち出す前に掲載窓口へ状態を伝えて確認します。
状態確認のために充電や分解をしない
京都市消防局も、リチウムイオン電池の火災について注意を呼びかけています。詳しい注意点は京都市消防局の案内で確認できます。
膨張した製品を押して元に戻す、動作確認のために充電する、穴を開けるといった行為は避けます。異常な発熱、発煙、火が見えるなど緊急性がある場合は、回収先探しを続けず身の安全を優先し、119番通報を含め消防へ連絡してください。
持ち出す日は、品名・寸法・状態をそろえて公式案内を見直す

同じ形の機器でも、電池を外せるかどうかや本体寸法によって確認する欄が変わります。回収場所へ向かう前に、次の情報を一度そろえておくと、問い合わせの往復を減らせます。
回収先を確認するときに伝える内容
- モバイルバッテリー単体か、電池内蔵製品か
- 電池を説明書どおりに取り外せるか
- 内蔵製品の場合は、本体が30cm×40cm×40cm以内か
- 膨張、割れ、へこみ、異常な発熱などがないか
そのうえで、京都市の公式ページに現在掲載されている回収先と受付方法を確認します。傷んだ品や条件が曖昧な品は、最寄りという理由だけで場所を選ばず、状態を伝えて受け入れ可否を確かめてください。
ほかの家電や家具も同時に整理する場合は、家電・家具の取扱案内も確認できます。ただし、市の充電式電池回収の代替になるとは限りません。相談時には、電池が内蔵されていることと、膨張・破損の有無を事前に伝える必要があります。
正常なモバイルバッテリーは充電式電池の案内、正常で寸法内の電池内蔵製品は小型家電回収の条件、寸法外なら品目別の排出方法を確認します。膨張・破損がある場合はサイズより状態に関する案内を優先する——この順序なら、回収先を住所だけで選んでしまうのを避けられます。